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もどく

ウィンドウショッピングをしていたんですね、本屋で。
いわゆるジャケ買いで、タイトル買いで回っていました。

目についたタイトルは「新本格もどき」 霧舎 巧 著
お、面白そうだ!

手に取ってみるとジャケットもそそられるものがあった。
漢字が並んでるんですよ。こういう風に。

  有人倉行
  孫月有郎
  丸綸川口
  晶太山栖
  栖知辻我
  野歌法雅
  午淳也子

この何の意味もなさそうな漢字の羅列。
これを見た瞬間ニヤニヤが止まりませんでした。
俺の好きな作家の名前がたくさんあるじゃないか!

倉知淳
法月綸太郎
我孫子武丸
有栖川有栖
綾辻行人
歌野晶午
山口雅也

全員新本格派且つ俺が大ファンの作家さんです。
猫丸先輩と法月さんと火村さんがキッドの為に腹話術を星降る長い館でする感じ。
火村シリーズとキッドシリーズは全部読んだ事ないけども、それ以外は全部読んだ事あります。
特に猫丸先輩と人形が推理と信濃シリーズは大好きです。
俺としては我孫子武丸さんの速水兄妹シリーズが大好きです!!!
このシリーズは小説が苦手な人でも楽しめる軽めの新本格な気がします。
コメディ調ですすんでいくので面白い。

あぁ、それにしてもこのラインナップ、もどくのにはだいぶ挑戦的で壁が高い。
なんせ本当に錚々たるメンバーなんですから。
これを読み終わったら、久しぶりにキッドシリーズと火村シリーズに手を出してみようかな。
その他の作者さんの作品はほとんどと言っても良いくらい読み尽くしたので。

最近は洋書、というか海外作品ばかりを読んでいたので久しぶりに日本人の名前が地名が出てきて楽しそう!
ワクワク!!


そういえば霧舎巧さんは「名探偵はもういない」で一度このブログに登場いただきました。
そのときもある偉人を登場させていましたね。

1102879854.jpg




Artist : Kottonmouth Kings
Song : Super Hero






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Over Heaven

ジョジョの奇妙な冒険25周年を記念して書かれているノベライズ。
OVER HEAVEN 西尾維新著
読みました。

前回は上遠野さんが「恥知らずのパープルヘイズ」を書き、個人的には大大満足だったので今回も期待していました。
しかし、今回はあまり芳しくないものでした。

西尾維新さんの作品は読んだことがありません。
実は名前も存じ上げませんでした、失礼しました。
西尾維新さんは主にライトノベル(一度も手を出したことない)を執筆しているらしいです。
ファンもかなりいるとか…


さてさて、今作ですが、なんとあの超カリスマのDIOを主人公にして書くという。
これは期待で胸膨らみました。
なんたって、あのDIOですからね。
ジョジョの奇妙な冒険Part1~Part5,6,7に渡って主人公たちを苦しめたキャラ。
異常な悪と異常なカリスマ性。
最高に好きなキャラです。
そりゃ胸膨らむでしょ。

前回みたいにフーゴがどんどん戦っていくように、DIOもどんどん戦っていくような物語だと思っていましたが違いました。
まぁそこは勝手な推測だったので俺が悪いのです。

今回はDIOがジョジョの奇妙な冒険Part3で書いた書物、日記のようなものをただひたすらに読むというものです。
承太郎たちが日本からエジプトに来て、DIOと戦うまでの間にDIOの頭の中を文字に起こしたようなものです。
その日記の内容はPart1でジョナサンと出会う前、家族の話から始まります。
そしてその過去、現在を織り交ぜながらDIOが「天国へ行く方法」を模索するお話です。

ジョナサンやエリナとの話、人間を捨てた話、DIOの両親の話、ゾンビの話、スタンドバトルの話、部下の話。
たくさんの話が出てきます。

全編を通してキーワードになる言葉。
「聖女」「母親」「受け継ぐもの」「奪うもの」「奪われるもの」
それだけが殆ど新しいものでした。
あとは原作を知っているものからするとDIOの心理描写だけで書かれたダイジェスト。
うーん、とばしとばし読んでも繋がるよ。
というかとばしとばし読みたくなる!
なんでか教えてあげましょう!

この作家さんの書き方、遠いんですよ!
同じこと2回書き過ぎ、同じ書き方書き過ぎ、飾り過ぎ、原作から引っ張ってきすぎ。
特に原作から引っ張ってくるところなんてコピペが多すぎて、大学生のレポートなら間違いなく落とされるたぐいのものですよ。

小学生の頃、夏休みの宿題で読書感想文ってありましたよね?
あれを書くときどうしてもあらすじを書いちゃう子が結構いたんです。
感想ではなくあらすじ。読んだ作品をそのまま先生に紹介しちゃうってアレ。

この作品はまさにそれ。
原作のあらすじが8割。
あとは西尾維新さんの想像の賜物2割くらい。

原作にあったカタルシスをものすごい勢いで吹き飛ばしていきます。
DIOというキャラがもしあなたの頭の中に出来上がっているのなら読むべきではないでしょう。
ペッシよりもマンモー二!
プッチやディアボロなんかのつながりは面白いけど、プッチは原作にもあったし、新発見はディアボロくらいじゃないかな。
ああ、あと虹村なんて名前も出てきたな。
無理矢理感は少しあるけど、そこらへんのつながりは多少面白く感じました。





はい!!!
気分を切り替えて、新章第8部!!
ジョジョリオン
とうとうコミックスが発売されました!
発売日に買いましたよー。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、主人公の名前に驚愕。
最初に出てくる名前に驚愕。
部屋のインテリアに驚愕。
いきなりアツいバトルが繰り広げられます。
1戦目であのスピード感。やっぱり荒木先生ヤバいっす。

ああ、そうそう。
表紙の織り込んである耳みたいなところに作者のコメントがあるじゃないですか?
あそこに「第4部とは全く繋がっていないのでここから始めても大丈夫」って書いてあるのですが、
第4部は絶対に読むことをお勧めします。
読んでいた方が16倍は面白い。
発見が多すぎる。
にやにやしてしまう。

この作品、期待大!


この2作を感想一緒にしましたが、皮肉なのか
「奪うもの」というものがジョジョリオン主人公の能力です。


人間の尊厳と800メートル

人間の尊厳と800メートル 深水黎一郎著

読み終わりました。
この著者さんの本は初めて読みました。
名前だけは存じ上げていましたが、作品には手を出していませんでした。

はまりそう。

ミステリーという枠にはまるのかどうかわからない。
しかしこれはミステリーだ。
このストーリーテリング。
表題作「人間の尊厳と800メートル」は量子力学など難しい話を出してきます。
しかし、そんな難しい話をすらすらと頭に入れてくるこの能力、半端じゃない。
しかもその文章には説得力がある。
頭に入りやすい大体の文章というのは平易だからという理由が大きい。
平易になるに伴って説得力や文章の感情や起伏がなくなる。
その考えをいとも簡単に覆された。

人間の尊厳と量子力学。
どう繋がるのか。
読み始めはそう思っていました。
読み進めるうちにいつの間にか繋がっていた。
さらにはオチにまでがっつりとすべてを繋げてくる。
この表題作、さすが表題作。

棚にあったこの本。
オーラだけで手に取った本だったが、手に取るのが遅すぎたみたいです。
もっともっと早くにこんな面白い作品に出会ってれば。

本作は短編集です。
表題作「人間の尊厳と800メートル」
「北欧二題」
「特別警戒態勢」
「完全犯罪あるいは善人の見えない牙」
「蜜月旅行 LUNE DE MIEL」
正直に言おう。
個人的に捨て作品なし。

短編集って苦手なんです。
もっと膨らませてほしいなぁとか思いながら読んでしまうので飽きちゃうんですよ。
短編集なのに飽きるという天の邪鬼さ。
なのに今回は全く飽きない。
いや寧ろ普段よりも早く読んでしまったかもしれない。
面白い長編を読んでいるとき並みに早かった気がする。

その要因はやはり深水黎一郎さんの書き方。
本当にうまい。
今まで色んな作者を読んできた。
今までで3本の指に入るくらい読みやすかった。
もしかしたら一気に1位に入るくらい。


それでは少しずつ各作品についてあらすじを

 人間の尊厳と800メートル
ある男が急に800メートル競走をしようと持ちかけてくる。
この意味不明な始まりをよくぞあそこまで持っていったと思う。
量子力学、医学、文学を持ち出してどうしても800メートル競走しようとする。
勝てば東京の土地、負ければ5万円。
この勝負…受けるか否か。
人間の行動は予測不可能だということを思い知らされた。

 北欧二題
北欧で起きた出来事を2編で書いている。
全編は北欧のおもちゃ屋さんでの出来事。
レジで口論しているおっさんと店員。
外から見ているのでなんと言っているかはわからない。
そこに若者が急に出てきて、硬貨を出し、次にお札をだす。
すると2人とも静かになるではないか。
はたしてこの若者は何をしたのか。
後編は辺境の町での出来事。
博物館を見学していると閉館時間と言ってかたくなに拒まれ強制的に退出される。
そのスタッフはなぜそこまで早く帰したかったのだろうか。
両辺とも表意文字をふんだんに使い美しい文章となっている。
なんともほっこりするオチだが、ちゃんと先を予想させようとする流れになっている。

 特別警戒態勢
皇居に爆破予告。
予告状が届く。
しかし、なぜこの犯人は予告するのか。
手紙に指紋も付けていない、投函場所は新宿駅周辺、紙も流通量の多いもの。犯人はすごく冷静だ。
アナログな犯行と思いきや、インターネットまで使いこなす。
プロバイダを辿ると、なぜかニュージーランドの男性のところへたどり着く。
しかしそのニュージーランドの男性は2日前に死んでいるという。
どういうことなのか。
ある家庭での会話で進んでいく物語だが、動きがある。
これは、しかし、馬鹿にできないオチだと思う。
現実にあるかもしれない。

 完全犯罪あるいは善人の見えない牙
これは面白い。
完全にやられた!と思える作品だ。
主人公に感情移入して読むべき。
男として移入しづらい主人公ではあるが、感情移入するとやられた感が半端ない。
タイトルも良い!
確かに善人の見えない牙ですわw

 蜜月旅行
これはあまり好みではない。
なんというかうーん、もう少し爽快感が欲しい物語かもしれない。
情景描写や心理描写なんてものの書き方がものすごく巧く頭の中に綺麗に入ってくるのでもう少しサッと進めてほしかった。
まぁでも高級レストランでの関西のおっさん連中は容易に想像できるのが嫌だったけどもw


この本!
おすすめ!
最後に深水黎一郎さんは
「人間にとって最大のミステリーは人間だ」と言っている。
俺としては深水黎一郎さんのストーリーテリングがミステリーだ。

Artist : Lunatic (ALI & BOOBA)
Song : Le crime paie






密室殺人ゲーム マニアックス

先日購入した
「密室殺人ゲームマニアックス」 歌野晶午著
読みました。
もう既に別の本の半分まできてますが、ここで感想を。

この作品はシリーズ3作目であり、外伝的な作品です。
1作目は本当に楽しく読んだ、止まらなかった。
2作目も1作目までとは言わないが、とても楽しく読んだ。
そして今作。
面白かった。
面白かったけど、これまでの感じとは違うものでした。

このシリーズは
インターネットでビデオチャットをし、そこで殺人事件の推理をし合うというものです。
まぁそこまでは話題が推理というだけで一般的ではあるのですが、その題材の殺人事件普通じゃない。
その殺人事件はビデオチャットのメンバー5人の内誰かが起こした事件なのである。
5人は全員自分が考えだしたトリックで殺人事件を起こし、それの事件概要やトリックのヒントとなるような写真などを公開する。

その3作目。

今回は今までの5人+1人が出てくる。
この1人がこの作品のミソです。

本作は著者曰く、
時代の先を行っているつもりだったが、時代に追い越された。
今日、インターネット上で何か問題があればすぐに特定され社会的に抹殺されることもある。
そんな時代に合った小説だろうと思う。
決して追い越されてはないだろう、追いつかれはしたが。

よし、バラバラ書いてきたが、少しだけ内容について書きます。
大元トリックと小さいトリックがあります。
全部正解を出してくれますが、時代が最先端過ぎて正直予想つきませんでした。
最先端なんていいながらAIBOなんて懐かしいものも出てきますw
おなじみのメンバー5人
“頭狂人”
“044APD”
“aXe”
“ザンギャ君”
“伴道全教授”
全員が全員やっぱりキャラがたっています。
またそこにもやられるんですが。
読み始める前、俺としては伴道全教授がそろそろ…なんて思っていた。
うん。
トリックについては文句なし。
書き方にしてはやはり好きな作家、文句なし。

でも何故か何かが足りない。
面白くてにやにやはしたんですがね。

まぁ、外伝的な存在やしそんなものと言われればそんなものなのかも知れない。
もし次があるなら次に期待。

さ、次の本次の本。
今は人間の尊厳と800メートルを読んでいます。

短編集ですが、今のところかなり面白い。




恥知らずのパープルへイズ

恥知らずのパープルへイズ  著 上遠野浩平 著 荒木飛呂彦

読みました。
実際にはだいぶ前に読み終わってたんですが。
それと他にも読んだけどここに書いていない本があるんですが、時間が出来たら書きます。

本日はこれ。
漫画、ジョジョの奇妙な冒険の第5部に登場するパンナコッタ・フーゴの第5部が完結した後の話。

まずは簡単にジョジョの奇妙な冒険の第5部を説明します。
ジョジョの第5部にはギャングスターがそのボスを倒すと言う物語。
そしてその舞台となるのがイタリア。
そこではスタンドと呼ばれる能力で戦う者がいる。
それがこのジョジョ第5部の登場人物達である。
スタンドは人型のものもいたり、飛行機型のモノもあったり。
それぞれに能力が備わっています。
鉄を操ったり、鏡の中に入ったり、好きなところに生命を宿らしたり。
それがこの物語の重点部分です。



パンナコッタフーゴ、彼は頭脳明晰だけどプッツンしやすい。
彼のスタンド能力は彼の凶暴なそういう面を具現化したような能力。
拳にカプセルがついており、それが割れるとウイルスが出てくる。
そのウイルスに感染すると何ものであろうと30秒ほどで腐り溶けてしまう。
そして彼はチームのメンバーとはボスを裏切ろうというところで離別してしまう。
考え方の違いという理由で。

そしてその後日談が本作で語られるのである。


恥知らずのパープルヘイズ
感想。

まずはこの著者上遠野浩平さんを褒めた讃えたいと思います。
ジョジョ第5部を、いやジョジョの奇妙な冒険を本当に勉強して知り尽くしたんだなと思います。
5部以前の話をちりばめて、ファンがにやけるような一文を入れてみたり。
「根掘り葉掘り」についても言及していましたよ。

本作の中には新しい能力者が数名出てきます。
そのキャラの存在感、能力の解説が実に良く出来ています。
荒木飛呂彦によるものだろうイラストも出てきますし、小説だというのに漫画を読んでいるかのような分かりやすさ。
戦闘場面も面白い。
こう言うと批判されるかもしれないが、漫画化してほしいくらいだ。

そしてフーゴの心理面、過去、チームとの歴史、成長。
全てが上手くジョジョ本編とリンクしている。
本当に本当に面白かった。

台詞中のカタカナとかジョジョっぽかったですw
ジョジョファンは必ず読んでみてほしい。

そしてまた12月に発売される、今度は圧倒的悪役カリスマのDIOが主人公の小説。
是非読んでみたい。
ジョジョ本編でのカリスマ性には驚かされる。
期待大です。



Artist : Jimi Hendrix
Song : Purple Haze






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