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遠回しに、、、お前の来るところじゃないですよ!

今日、パスタ専門店に連れて行ってもらったんですが、
そこで順番待ちしている時の話。

順番待ちをしているのは俺等を含め4組。
俺等は2組目。
後ろにはカップルと家族の二組。
前には女性同士3人が1組。

その女性のグループの順番になった。
案内の女性が「3名様でお待ちのモトイ様、ご案内致します。お待たせ致しました。」
とお店に通す。

そこまでチェーン店の様な広いお店ではなく、入り口から全ての席が見渡せる、
全部で4人がけ丸テーブルが4つ、最大16人収容くらいのお店。

女性のグループを丁寧に席につかせ、
「ごゆっくりどうぞ。」と形式的、でも気持ちのこもった言葉を発した時に事は起こった。

俺たちの後ろに居たカップルの1人、“いかにも”という男が、
「ごゆっくりってなんやねん!俺ら待ってるやろうが!はよ食わせぇ!」
と。

俺は急に隣から大声が出たのでビックリしたが、1秒も経たないうちに
ブログの良いネタになるわ、と笑いに変わってしまいましたw

しかし、当然のようにその笑いも失笑に変わる。

お店の女性はすぐに駆け寄ってきて
「申し訳ございません。もう少々お待ちください。」
それについで
何かあらぬ予感が働いたのか、奥からシェフが駆けてきた。

シェフは女性に話を聞き、男に
「お待たせして申し訳ございません。」
「しかし私たちはお客様に気持ちよく、ゆっくり召し上がって頂くためにテーブルを少なくしているのでございます。」
「もう少々、お待ちください。」
「そして私たちのパスタをお召し上がりください。」

男は黙った。


俺はその言葉かっこいい!と思って、失笑が羨望の眼差しに変わっていました。
その後、シェフはお店の中に向かって
「皆様、お騒がせして申し訳ありません。ごゆっくり私たちの料理をお楽しみください。」
そして、こちらに向き直し、
「お待ちのお客様、少々お待ちください。お待ちいただいた分、必ず満足して頂きます。」
一礼し、厨房に戻る。
厨房に入る前、こちらにお辞儀し、帰っていった。

カッコいい!!
あれが料理人か!
俺には成れなっかただろう!
いや、10年前の俺にこの場面を見せたら、余計になろうとしていたかもしれない。


さて料理の方はというと、
最高の一言につきます。

俺たちは15分くらい待って、食べた。
その甲斐はあった。

料理が運ばれた瞬間、俺は既に目で美味しいさを味わった。
カルボナーラを頼んだのだが、あれほどカルボナーラらしい、カルボナーラを見た事がなかった。

みんなは言っている意味が分からないと思う。
でも俺は素直にそう思った。

そして目で楽しんでいるうちに、鼻が勝手に楽しみ始めた。
フライング。
チーズの何種類もの匂い(実際何種類かは知りませんw)がいい具合に混ざり合って、鼻腔を刺激する。
その刺激を受け、脳みそが唾液を分泌させる。
唾液さえも美味しく感じた。

目でも鼻でも、舌でも味わう。
これが美味しい料理か。

一口食べた瞬間、チーズの風味が一層強みを増し、しかし嫌みはない。

「美味しい」

その言葉が口からこぼれた。

唾液もこぼれるところだった。
ベーコンではなく、パンチェッタが入っている。
これまた最高。

ここでワンポイント!
パンチェッタとは塩漬けにした豚肉。



その後ティラミスを頼んでいたんやけど、これもかなり美味しかった。
今日は肥えた、舌が。

料理に満足して、コーヒーと戯れていると、シェフが来た。
「料理は如何でしたでしょうか。」

俺は
「とても美味しかったです。とくにチーズが程よい具合に混ざって風味が口の中に広がりました。」
「ありがとうございました。本当に美味しかったです。」
相棒もまた、倣う。

俺の言葉に何か興味を持ったのか、シェフは
「もし、宜しければ、もし、失礼でなければ私に質問をさせて下さい。」
俺は快諾する。俺も興味があったから。
すると、
「チーズを褒めて下さいましたが、他店と私のカルボナーラは何かが違います。お分かりでしたか?」

俺は困った、でも素直に思った事を言おうと思い、
「他のカルボナーラに対してとてもあっさりしていたように感じました。」
「何か、生クリームが少ない様な。もしくは生クリームを使っていない様な。」

シェフは笑顔になり
「ありがとうございます。そうです、実は生クリームを使っていないんです。」
「生クリームを使うのは、日本のカルボナーラだけなんです。」
「今日はお騒がせして申し訳ございませんでした。それと言ってはなんですがデザートはサービスです。」
「またお越し下さいませ。ありがとうございました。」

俺たちもお礼を言い、席を立つ。
とても幸せな気分だった。
お騒がせとは何か、それさえも忘れる程の幸福感。

このお店は俺のお気に入りに、即座に上位ランク入り。

さて、本当ならば客を試す様な失礼な質問を何故したか、
そしてなぜたった一言で“いかにも”な男が黙ったか。


答えはシェフがイタリア人、ローマの方だったから。

外国人にあれほどの言葉を発せられると、確かに黙ってしまうw
そして、外国人からの、シェフからの質問はどう考えても興味深い。


美味しかった。
美味しかった。
美味しかった。

誰にも紹介したくないと思った。
しない。

独り占め。

Artist : Paul Play Dairo
Song : Delicious









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