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悪夢は空が高い夏の雲

今日の朝、
「悪夢は…空が高い、夏の雲やな」という一言で目覚めたらしいです。

俺は覚えていません。
相棒がそう言って、気持ち悪がっていました。

確かに今日はまさに夏の空でした。
気持ちいい今日でしたね。

空が高くて、雲が大きくて、蝉が鳴いて、レイリー散乱のお陰で真っ青な空。


しかし、悪夢とは…。
多分昨夜の事でしょう。

昨夜飲み会に誘われていました。
飲み会は飲み会なのですが、俺は飲んでいません。

車だったし、みんなを家まで送り届けるという使命があった為です。


俺を含め総勢19人。
かなり大人数での飲み会。
最初は俺も机を囲んでウーロン茶でみんなと喋っていたのですが、
だんだんと酔う人が出てきてその人の介抱に当たっていました。

そして飲み会開始2時間後。
酔って、介抱が必要な人がいなくなり一段落してから、俺は座敷のチャイルドルームで一休みしていました。
そこではお酒を早めに切り上げた、自分を抑制できる大人な友達とピノキオを見ていました。


するとチャイルドルームのドアが勢いよく開かれ
「長谷川さん!!!!」と俺を呼ぶ後輩。

(今まで名前は伏せていましたが面倒なので書きますw)

「うん?どうしたん?」
「やばいです。」

後輩がかなり焦っていたので、その緊張感に俺の緊張も合わせて飲み会の席に戻りました。
すると俺の隣に座っていた同い年の友達が座敷で横になっていました。
その他にも後輩や先輩、座敷に寝る人はちらほら。

一見何の異常も見当たらず。

「なにが?」
「あれです。」

後輩が指差したのは俺が座っていた場所。
そこには横たわる友達。

漂う異臭。
あの俺の鼻腔を突き刺す吐瀉物の匂い。



あぁ、もう最悪や。
吐くならトイレ行けよ!

と口には出さず、心の中で復唱しまくる。
叫びまくる。

ぐだぐだしてられないので、後輩にキッチンペーパーと水を3杯取りに行ってもらって、
その間に友達を、男を、お姫様だっこして、トイレまで運びました。

俺の靴が見当たらなかったので店のスリッパを履いてトイレへ。

友達の顔を大便器に突っ込ませ、ちょうどいいタイミングで水を持ってきた後輩に後を任せました。
後始末大変やな。と思いながら座敷へ帰ろうとすると後ろから後輩の声が
「水3杯も飲まないでしょw長谷川さんが飲むんですか?w」
「あほかw後の2杯は畳を拭くようやわ。そうそう有り難う、水とキッチンペーパーは俺が貰うわ。後は任せた。」

早足で座敷に向かうと、そこには残念な光景が。
俺の鞄と上着に大量の嘔吐物。

俺の顔を見て、すこし苦笑いする後輩。
「上着は大した事ないんですけどね、鞄がw」
「あぁ、もういいよw鞄には大したもの入ってないし。」

「とにかくこの水とキッチンペーパーでそこらへん拭いて。」
「分かりました。」

酔っているやつも騒々しさを感知したのか、段々目を覚ます。
酔っているけど、まだマシなやつにビニール袋を取ってきてもらう。

その間に未だ目を覚まさないやつ合計4人をチャイルドルームへ運ぶ。

時刻午前1時半。

チャイルドルームは見事にアダルトルームへと変貌してしまった。
ピノキオが流れる、アダルトルーム。
誰かが、
「これはAV流すべきやな。HAHAHA!!」
と言ったのを俺はしっかり聞いていた。

まぁそんな冗談も言ってられないので、
すぐに座敷に戻る。
座敷は結構片付いたみたいで、ビニール袋には黄色に染まったキッチンペーパーが詰め込まれている。
後輩に
「ありがとう。迷惑かけるな。頼むわ!」と言って任せました。
上着を持ってトイレへ。


書いていて思ったけど、俺何もしてないw


トイレに直行して、友達の様子を見る。
また、様子を見てくれていた後輩に
「ありがとう。後は俺が施すわ。座敷で休んどき。」
「分かりました。何かいるものありますか?」
「いや、大丈夫やと思う。」
「はい。」


「大丈夫か?」
「あぁぁぁ。うん?誰?」
「俺や俺。」
友達はこっちも見ずに、
「あぁ。ごめんな。」
「お前誰か分かってないやろwオレオレ詐欺に引っかかるなw」
「うん、そうかもしれぇぇん。」
「よし、上着脱げ。」
「…」
「上着脱げよ。自分で脱がな、俺が脱がすぞ。」
「俺このポロシャツしか着てないし。」
「いいねん、上半身裸になれ。」
「え?そういう趣味やった?」
「あほか、着替えろって言うとんねん。」
「着替えはないで。」
「俺の上着がある。サイズが大きすぎると思うけど、ゲロで濡れたお前のポロシャツ着て帰るよりマシやろ。」
「そんな趣味があったん?そんなん告白していいん?」
「ちゃうわwホンマに酔ったなw」
「え?俺の事が好きなん?ゴメン、時間頂戴。考えさせて。」

     ・
     ・
     ・

もう手遅れや。
つれて帰るしかない。

午前1時40分。
紫のポロシャツを無理矢理脱がせて、俺の上着を着せる。
ポロシャツはビニール袋に。

他の酔った人達はアダルトルームと友達に任せて、車で強制連行。
家は近く。

しかし、道順が分からない。
助手席で項垂れる友達。

意識があって、俺の気持ちを察したのか、16テンポ遅れで家までの道を指示する。
今さっきの交差点右、今さっきの交差点左。
その度に迂回。
ようやく着いた。

午前2時。

友人のキーケースから合う鍵を見つけて、部屋を開ける。
ベッドの上には本が沢山あったので、床に寝転ばせる。

ペンとメモ帳を取り出し、机の上に部屋の鍵はポストに入れてますと置き手紙。
すぐに部屋を出て、鍵を閉めて、ポストに投函。

飲み屋に到着。
午前2時8分。
8分の道のりを今さっきは20分掛かったんか。
とかなんとか1人で愚痴りながら座敷へ戻ると、大幅に人が減っている。

「どこいったん?みんなは。」
「帰りましたよ。」
「そう。なら良いけど。」
「もうアダルトルームからも引き上げさせようか。お会計しよう。」


「合計69,749円です。」
「みんなからお金集めた?」
「出来る限りは。」
「で、今なんぼあるん?」
「5万6千円です。」
「ん?どうするん幹事さん。お金足りんで。」
「どうしましょうかw」
「しばくぞwもういいよ、貸せ。」
と言って伝票とお金を奪い取りました。

レジに行ってお金を払う。
1万4000円は貸しで!!

いや、俺の料金を引いてなかった。
1万1000円は貸しで!!

どうやって集めたら5万6000円になるのかw
不思議だw

午前2時20分。
全員を立たせて、お店の外にやる。
お店の駐車場で寝転ぶやつ、怒っているやつ、喋るやつ。

こいつら自由すぎる、なんかイライラする。とか思ってないよ。

俺を含め車は2台。
自力で電車で帰るやつ、自力歩いて帰られるやつは帰して
残り10人を車で送る。

車で来ていた先輩に4人を。
俺が6人を送る。

1人ずつ送っていって、最後の1人の時に事件は起こった。
突然先輩の携帯から電話が入って、
「いまから遊びに行きませんか?」というお誘い。
何処に行くというんや、いや待て、お前は先輩じゃない。電車で帰ったはずの後輩!
改札を通るのは見たぞ!見たのに何でや!

「先輩に代われ。」
「どうしたん、長谷川君。」
「どうしたんってwなんでそいつが先輩と一緒にいるんですか。」
「家の最寄りの駅まで帰ったらしいねんけど、『迎えにきて』って言われてw」
「先輩…。」
「とにかく、今から行きますから!どこですか。」
「コンビニ。」
「今から行きます。」

3時12分。
キツい。こいつら大分キツい。

すぐにコンビニには着いた。
駐車場でたむろって居る、仲間。
中学生か。とつい言ってしまいました。

先輩の車の中には死体のように眠る3人が。
少し先輩にキレて、家が近い1人を引き取る。
あとは好きにして下さい。と言い残し、1人を送る。

自宅に着いて直ぐに鞄を洗濯機に入れた。
鞄を洗うなんて、初めて。なんて思っていると中から出てくる出てくる、所有者不明の持ち物。
携帯が2個、財布が3個。
なんでやねんw
もう疲れたわw

とにかく後々嫌な事が起こらない為にも、個別に袋に入れる。
勿論携帯の電源は切って。

洗濯機を回す間に俺自身も洗濯しました。

さっぱりして、鞄を干して、ベッドに入る。
ふと時計を見ると、4時25分。
あぁ、確かに空が白みがかっているな、というのが昨夜の最後の記憶です。




「悪夢は…空が高い、夏の雲やな」
朝7時半。目覚ましが鳴る。
こういう日に限って目覚ましが鳴る1分前に目が覚める。

そのままもう一度お風呂に入って、朝ご飯を食べる。

9時か…そろそろやな。
そう、俺はモーニングコールを3人と約束していました。
7時半に起きる必要もない休日の朝。
人を起こす為に俺が起きる。
なんという他己的なお人。

携帯を見ると、7通のメール。
その内6通は、昨日はスイマセンでした。ありがとうございました。
後の1通は、起きてます。モーニングコール大丈夫です。のメール。

残りは2人。
1人目。女、後輩。
4回目のコール音で声がする。
「も、し。も…もし。」
「起きたか?」
「あぁ、長谷川さん!ありがとうございます。起きました。朝一番に先輩の声って初めてですねw」
「あたりまえや!始めたじゃなかったら社会的にアカンやろw」
「そうですねw」
「もう寝るなよ、寝たら遅れるで。」
「はい、ありがとうございます。」

プチッ。

2人目。女、後輩。
トゥルルル。トゥルルル。トゥルルル。
5回トライしましたが、出ない。
でも起きないと遅刻する。

重い腰を上げて、車に乗り込む。
数十分で彼女の家の前に着く、ユニクロの駐車場に停めさせてもらって、家を目指す。
「プラスチック製なのかカーボンなのか、鉄なのかよく分からない性質のドアを叩く。」

4回程叩いた。中から物音がする。
今度は指でコンコンとする。


「はやく出てこいw覗き穴から見んでも俺や。」
ガチャッという重い音と共に出てくる椰子の木が生えた頭。
「なんで見てたの分かったんですかw」
「覗き穴が光ったり、陰ったりするやろw分かるわ。ちなみにカーテン締めずに寝たなw」
「はいw起きた時まぶしかったです。でもモーニングコールを頼んだんですよ。家まで着てくれるなんてwめっちゃ手厚いですねw」
「あほか、何回か電話したわ。」
「え!もう長谷川さんって結構どうでもいい嘘つきますよねw」
「携帯の着信履歴消したら、俺が嘘つきになるわ。着信履歴消さんかったら、名誉毀損で訴えるで。」
「すいませんwとにかく有り難うございます。あがりますか?お茶でもどうぞ。」
「お前、今から仕事やろ。ゆっくりするな。すぐにお風呂入って準備しろw俺は帰るわ、バイバイ、おやすみ。」
「はーい。有り難うございました。」


あぁ、疲れたな、二度寝しようかな。寝んでもいいから横になろ、と思ったら直ぐに眠気が襲ってきて、夢も出て来れない程奥深くに眠り込みました。

ブブブ、ブブブ。
携帯が鳴っている。
出たくない、でも誰かだけは見とくか。
番号は知らない固定電話から。

誰や。何時や。
「もしもし。」
「あ、たっちゃん?」
「あぁ、うん、誰?」
「昨日は申し訳なかった。」
「あぁ、お前はw」
「どうしたん。謝りたかっただけやったら、そのまま切ってくれ。俺を寝さしてくれたら許す。」
「いや、俺の携帯ある?」
「あぁ、お前のか。見た事あると思ったわ。」
「取りにいくわ。」
「いや、来んな。市役所の駐車場で待っとく。」
「わかったすぐ行く。」

目をこすって車に乗り込む。他の所有者不明のモノも持って。

市役所で5分程待っていると、向こうから走ってくる人が。
「ゴメンな、ホンマ。」
「うん、いいよ。はいコレ携帯。」
「あ、ありがとう。は?多すぎるw」
「俺はどれが誰のか分からへんし、今日は調べて配る元気もないから、お前が配れ。」
「えぇぇ、ホンマにぃ?」
     ・
     ・
     ・
「わかりました。配らさせて頂きます。」
「よろしい。」

そこからあまり記憶がありません。
記憶が戻ってきたのは午後4時。
目覚ましが鳴って起きる。

そうか、休みやけど、せなあかん事が残っとったんや。
身支度をして仕事場に向かう。

仕事場に着くと、
昨夜顔を真っ赤に染めた人間や、俺に椰子の木を見られた人間が。
顔を合わせる度に
「ありがとうございました。」「大丈夫でした?」「すいませんでした。」「何時に帰り着いたんですか?」「あの人どうやって帰ったんですか?」
という飲み会の後に必ず聞ける質問特集。

適当に返して、仕事に取りかかり、終わらせ、帰って来た次第でございます。



ああ、疲れたな。
何が書きたかったのか。
いや、単純に愚痴りたかったのか。
いや、単純に日記を付けたのか。

簡単に書きましたが、俺の歴史に刻まれる1日と朝一番の一言となりました。


Artist : Jamiroquai
Song : Seven Days In Sunny June




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非公開コメント

No title

ひどかったよなw
ほんまに。

よくやった。

No title

元気があるときに椰子の実をちぎって配ればいいと思う!





とりあえず鞄大丈夫なん?w

No title

>朝倉

お前が言うべき言葉じゃないなw
覚えとけよw

No title

>麻酔医師

コメント有り難う。
鞄大丈夫やで。
しっかり洗剤の匂いするわ。

ご心配どうも。
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