スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新旧、旧新

コクリコ坂から
見てきました。


kokurikoB.jpg


確かジブリ作品を映画館で観るのは…もののけ姫以来かな。
こう見えてもジブリ作品好きなんですよ。
でも最近の借り暮らしのアリエッティ観れてないんですけどね。

そして今作品の監督は宮崎駿さんのご子息の宮崎吾朗さんです。
彼の前作品、ゲド戦記は酷評の嵐でしたね。
しかし、今作は“前作に比べると”良いと思います。

ん~でもね、親父さんが凄過ぎたのよ。
どんなことを考えようとも、必ず比較されるのです。
そして今までジブリが築いてきた伝統的なもの?もあるわけで。

さてさて、こんな事を言っていたらいつまでたっても前に進まない。
なので、少しずつ観点をずらして感想をば。



まずはストーリー、物語について。
物語については完結した原作があり、さらには脚本を駿さんと丹生圭子さんが担当しています。
この流れで物語が悪いはずはない。
そうなんです。
ストーリーは凄く面白い。
朝鮮戦争後、東京オリンピック前の日本が舞台。
古き良き日本というのが描かれている。
大人、学生の対比。
学生の自由さ。
初恋、実は禁断の恋だったり?
なんて結構面白みはあります。
最後切なくて泣きそうになったのはここだけの話。



次に、音楽。
この映画で一番気に入った箇所。
それはこの音楽です。
ゲド戦記から続き、主題歌や挿入歌は手嶌葵さんが担当しています。
彼女の歌声は凄く綺麗ですね。
エンドクレジットでも流れるのですが、それが原因なのか途中で立つ人はいませんでした。
坂本九さんの「上を向いて歩こう」も使われます。
なぜ使ったのかはわからないが。
ここの文句は後に。
そして歌ではなく、曲。
曲も良い。
ジャジーなものからポップなものまで。
ベースラインを強調してみたり、ピアノを響かせてみたり。
ここは素直に良いと思う。
サウンドトラック買っても面白いかもね。

次。声優。
主人公 松崎海役には女優の長澤まさみさん。
そしてもう1人主人公 風間俊役にV6の岡田准一さん。
他にも様々な芸能人の方が出ています。
主役級、ストーリーに絡んでくるキャラにプロの声優の方いただろうか?
声優には詳しくないのであまり言えないが、最近のジブリは何故プロの声優さんを使わないのだろうか。
とても疑問に思う。
芸能人や俳優を起用して失敗した例なんて腐る程ある。
ジブリ作品も漏れず。
しかし、今回はあまり文句はない。
自然だったからだ。
臭さがなかった。
なかなか良かったのではないか。
細かいことは言うまい。詳しくないのだから。

そして次。演出。
おいおいおい!最悪だろうがよ!演出が!
基本の流れは主役2人が恋に落ちる。周りでもそのような流れが。
そして学校の一騒動もある。
カルチェラタンという物語でも重要な場所があるのだが、
そこに初めて行った際の不安と戸惑いの表現力のなさ。
海は「行きたくない」と行っていたのに、妹に付き合い行くことになる。
最初は否定的な態度だったのに、初めて行った時全くと言っていい程抵抗なく入るのである。
例えば、入って来る描写の前に人を写さず、その場所の物々しさをカメラワークだけで出せるはずである。
いやぁ、この監督は何を勉強してきたのか。
あれか?あの、前の場面を忘れてしまっていて、抵抗したっていうところ忘れてて普通に入らせたのか?
それなら仕方ない。うん。

そして一番言いたいのは次!
食事シーンの演出!
皆さん、ジブリ映画が好きな人は分かると思いますが、ジブリ作品にとって食事シーンというのは重要な位置にあるのです。
ラピュタでの肉団子のシーン、パズーとシータが洞窟でパンと目玉焼きを食べる場面、盗賊達がパズーの家で勝手に食べる場面、ワクワクさせられた。
もののけ姫でのジコ坊とアシタカが洞穴でお粥的なものを食べる場面、サンが明日かに干し肉を食わせる場面、ワクワクさせられた。
ハウルの動く城でマルクルがベーコンを食べる場面、ソフィーが目玉焼きを作る場面、ワクワクさせられた。
伝統的に重要なんですよ!
キャラを語る上で、キャラの性格を更に決める為にも必要なんです。
それなのに今回、冒頭から何度か食事シーンがあります。
冒頭から最悪だよ。
全員同じように食べるし、これと言って強調もされていない。
途中、送別会のシーンでガツガツ食べる2人はいたが、すぐに流される。
吾朗監督は勉強したのかな?

そして劇中曲、挿入歌の使い方。
え?坂本九必要?
なんか無理に意味を持たせようとして失敗している気がする。
坂本九さんを否定しようとか言う訳ではなく、使い方の問題。
まるで坂本九さんが一緒に滑らされたみたいになってる。
それと最後の方、盛り上がる場面で結構シリアスに目的地に急ぐシーンがあるのですがそこの曲、ポップ過ぎやしませんか。
曲自体は良いのに使いどころ!
演出って大事だなってつくづく思いました。

あぁ、まだあった。
主人公の周りで起きている、描写が浅すぎる。
妹の好きな人が移っていき、その人との描写。
同居人の絵描きさんの描写。
その他の同居人の描写。
両親の描写ももう少し丁寧に出来たはずだと思う。
父親の友人達の描写。
全てが浅すぎる。
これらに少しずつでも深みをつければ、映画自体が凄く深みのある暖かい映画になったはず。


良い映画ではあるがなんというか押しが弱い。
例えるならすまし汁に三つ葉が入ってない、そんな感じ。

映画館でもう一度という映画ではないかな。
テレビでやってたら見ようかな位。

俺の中ではかなり厳しい。
それはなぜか。
比較だから。


手嶌葵さん素晴らしい!!
吾朗監督、助けられましたね。






スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

テストは紙飛行機

Author:テストは紙飛行機
FC2ブログへようこそ!

最近の紙飛行機
最近の皆様からのテスト
カテゴリ
My Recommend CD !!
かなり自己中だけど聴いて損はない!!
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。