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真夜中の逃走劇

真夜中の逃走劇なんてドラマや劇、本のタイトルにありそうなものですが昨夜起きました。

午前2時30分なのか26時30分なのかはっきりしない時間に俺は友人に呼び出され車で向かう事に。
家から車まで全く距離もないし、友人の家も駐車場から全く距離がないので部屋着の半袖半ズボンで出かける事に。
さすがに外に出ると寒かったけど、十数秒我慢我慢。

エンジンをかけ駐車場から出ると右手側に人影がありドキッとさせられた。
こんな時間だからという時間的視点というのもあるし、人が出てこないだろうという運転手的視点の油断の為に。

まぁ、何事もなくそのまま友人宅に到着。
用件は大したことないので30分くらいで片付いたのかな?うん。

それで27時20分くらいに家の駐車場に着いたんです。
いや、着く前にまたもや人影にビックリさせられました。
さっきは側道にいた人影がこの50分の間に焼く2メートル移動して道の真ん中にありました。
駐車場に入れるのには邪魔にならないのでそのまま駐車。
でもあそこにあのままいると轢かれる。
ちょっとだけ注意しておこうと思い、声をかけました。

「そこ・・・あぶないですよ・・・、車・・・轢かれますよ」
彼なのか彼女なのか分からない人影は向こうを向いたまま特にこちらを見ようともせず反応を示さない。
いや微かに反応があった気がする。
プスーップスーッと微かに聞こえる。
でもこの人から発せられているのかどうかは分からなかった。
ちょっと怖いけど俺も半袖半ズボンで寒いし、早く終わらせたかったからちょっとだけ近づいてもう一度声をかけた。
「ずっとそこにいて、寒くないですか。それとそこ危ないですよ、道の真ん中やし」

プスーップスーッっという音がだんだん大きくなっていく。
さっきと違い途切れない。
なんか怖いなと思った瞬間、犬の呻き声がした。
大型犬が自分より大きな動物に向き合った時に発せられる様な呻き声。
周りを見ても犬なんていないし、音は人影から聞こえるし。

プスーップスーッっという音と呻き声が止んだ、その瞬間に人が、彼がこっちを向きジャンプしてきた。
幸いにもジャンプしただけじゃ届かない距離にいたのですぐの後ずさりで難を逃れた。
でも怖い。
家は彼の向こう側。
呻き声がする。
これは駄目だ。
逃げよう!
背中を見せるのは怖いけど、半袖半ズボン雪駄というこの時期この時間には似合わない恰好での全力疾走。
50メートルくらい走って後ろを振り返ると人影が大きく迫って来る。
なんで追いかけられなあかんのー!
怖過ぎる!
大声を出す訳にもいかず、でも助けを求めないと危険がすぐそこまで差し迫っている。

まだ走る。
住宅街に響き渡る雪駄のカランコロンという陽気な音と人から発せられる大型犬の呻き声。
家の前の大きなスーパーを一周するように走る。
このまま行けば、追いつかれる前に家に帰れるはず!
角は4つ。
すでに2つは通過したからあと2つ!
最後の角を曲がればすぐに家。
3つ目をすぎ大きな道に出る。
日頃の運動不足が祟ったのか足がパンパン。
息もあがる。
肩で息するなんて久しぶり。
でもでも後ろから呻き声が。
止まるわけにはいかない!
3つ目の角を過ぎてからかなり走った。
今回だけ大型スーパー特有の大型駐車場を恨む、広過ぎる。
大型過ぎるぞ!
俺の息しか聞こえない。後ろを振り向くと誰もいなくなっていた。
見たか!運動不足やと言っても地はまだあるんやぞ!
いやでも、しんどい。こんな時間に全力疾走なんて。
ちょっとだけ、ちょっとだけ膝に手を。
疲れすぎて1分休憩したのか10分休憩したのか分からないけど、息が整ったのは確か。
さて、そこの角を曲がれば家だ。
帰ろう。帰って優雅に足湯でもしてコーヒー飲んで寝よう。
と、贅沢な就寝を夢見ると、夢にも思っていなかったことが。
角を曲がると家の前にその男がたたずんでいる。
後ずさり。

え・・・?
俺何かした?
注意を喚起しただけじゃない?
恨まれるというか寧ろ感謝される方じゃない?
見間違いじゃないか確かめる為にもう一度のぞく。
いる。そこにいる。
家の前にいる。
あぁ、怖い、怖過ぎる!
角で佇む俺。
さっきまでは走っていたお陰か身体も火照っていたけど、今はもう夜の冷気に体温を持って行かれて鳥肌まで立ってる。
数秒置きにのぞくが状況変わらず。

それから何回かのぞいた後、急に後ろで足音がした。
驚いた俺は体全体で振り返った。
するとそこには巡回中だろうと思われるパトカーと警察官。
俺はもう安心からか意味の分からないことを口走った。
「ああ、警官さーん!助けて!」
「こんな時間にそんな恰好で何やっとるんですか」
かくかくしかじかで。
「そうなんですか、あの人ですか」
「そうです、あの男の人。あそこが私の家で、そうなんです!」
全く言葉を発さなかった若い方の警官が「じゃあ、俺が」と言って男に近づく。
俺は渋い方の警官と男に近づく。

若い警官が男に話しかける。
「あなたこんな時間にどうしたんですか、ずっとここにいるみたいじゃないですか」
男は何も喋らない。
しかし呻き声もない。
「どうしたんですか?寒くないですか?家は近いんですか?帰りましょうよ、もう結構いい時間ですよ」
いい時間ってなんや。
良過ぎるやろ!良過ぎて逆にあかんわ。
渋い警官も参加する。男に話しかける。
「あなた、彼のお知り合いですか?なんか聞くところによると追いかけたみたいやないですか、一緒に交番に来ましょうか」
俺はただただ呆然と見ている。
次は若い警官
「でも家にも帰りたいでしょう。もう帰ってどうぞ」
渋い警官。
「それか交番か、ですよ」
すると男は動き出した。
ゆらゆらとゆっくりではあるが一歩一歩側道に入り南下していっている。
若い警官が言う。
「そっち家なんですか?絶対ちゃんと帰ってくださいよ。私たちまだまだここら辺見回りますからね」
渋い警官。
「次見かけたら、交番やぞぉー」
渋い警官はこっちに振り返り「これで大丈夫でしょう、本当に知り合いじゃないんですね?気をつけてください」
俺は感謝の言葉を述べ、自由奔放な鳥肌を抑えるべく肌をさすりながら家に入った。

家の扉からソトの様子を音だけ伺っていたが、警官は少しの間そこに居てくれたみたい。
こうして警察官の皆さんのお陰で街の安全は守られているんですね!
感謝感謝。

それにしてもこの謎の真夜中の一騒動。
俺が男だったから良かったものの、子供だったり女性だったりすると一緒のトラウマものになり得る。
何故俺は追いかけられたのか、何故彼は犬の真似をしていたのか、疑問しか残ってない。
いや、この調子だと筋肉痛も残りそうだ。
足湯は筋肉痛に効くだろうか。



Artist : Lola Rennt
Song : Running One






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